子供が好きだから、自分は幼稚園の先生に向いている!と思っていたのに、実際に現場に出てみると、なんだか違うかも…そんなふうに思う人もいますよね。
実際に、幼稚園から小学校へ、小学校から幼稚園へ、と転化する人も結構いるんですよ。
では、すでに幼稚園の教諭免許を持っている人が、小学校の先生へ転職したいときに小学校教諭免許を取得するにはどうしたらよいのでしょうか?
小学校教諭免許状はどうすれば取得できるの?
小学校教諭免許状を取る一番ポピュラーな方法は、大学で教育関係の単位を取得して教員免許をもらう方法です。
4年制大学では1種免許状、短期大学では2種免許状、大学院修士課程修了で専修免許状が取得可能です。
ただ卒業すればいいというわけではなく、決められた単位をとらなくてはいけません。
そして、教諭免許状を取得したら、実際に小学校の先生になるために、毎年、各都道府県や政令指定都市による教員採用試験に合格しなければいけません。
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幼稚園教諭と小学校教諭、同時に免許を取れる?
まだどちらの教員免許を持っていない場合は、同時に取得しましょう。
じつは、幼稚園と小学校、両方の教員免許を同時に取ることは、そんなに難しいことでも珍しいことでもないんです。
もちろん授業数が増えて大変、ということはありますけど、重なっているものもありますから。
幼稚園、小学校の両方に教育実習に行くことができます。
どちらの資格も通信制を含む大学に通わないと取れないので、学生時代に両方の資格を取得してしまった方が、経済的にも楽ですよ。
また、公立の幼稚園は人気の職場ですが、市区町村によっては、小学校教諭免許がないと採用試験を受けられない所もあるので、大学に通っている間に両方の資格を取ることをおすすめしたいですね。
幼稚園の先生が小学校教諭免許を取得するには?
幼稚園教諭普通免許をすでにもっている人が、小学校教諭二種免許状を取得するためには、幼稚園で教諭として3年間まじめに勤務していること、また、大学で所定の単位を修得することが必要条件になります。
大学でどの授業科目を履修すればよいか、大学で履修の相談をしてください。
もちろん、この単位は、幼稚園教諭普通免許状を取得した後で修得することになります。
ですから、すでに大学を卒業してしまっていたら、再び大学に入りなおすか、あるいは通信制の大学で学ぶことになります。
幼稚園の先生、小学校の先生、最終的にどちらを選んだとしても、責任の重い大変な仕事です。
でも、子供たちの成長を助けることができる、やりがいのある仕事でもありますよね。がんばろう!!
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