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男性幼稚園教諭ならではの苦労ばなし

幼稚園の先生=女性というイメージがありますよね。でも、最近は男性の保育士や幼稚園教諭が増えてきました。

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今回は、男の先生ならではの苦労や保護者の意見をまとめてみました。

男の先生に対する保護者の反応冷たい

男の先生と元気に遊ぶのが大好きな園児。保護者の対応は?

先生が男性でも女性でも気にならない、むしろ男の先生の方がいい、という方もいるなかで、男性はイヤという人もいます。

とくに、男性教諭を嫌がるのは、娘を持つお父さんお母さんに多いようです。

確かに、小さな女の子を狙った犯罪も多いので、心配になる気持ちは分からなくはありませんよね。

でも、5、6歳にもなると子供とはいえ力も出てくるし、パワーがあるので、活発に動き回る子供の相手をするのは男の先生の方がいい、という人もいます。

特に、男の子はよく動き回るので、男性教諭とダイナミックに遊べるのは子供たちにはうれしいことですね。

また、男の先生がいると、お父さんたちが幼稚園の行事に参加しやすくなるようです。

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男性幼稚園教諭ならではの苦労は?

運動会の綱引き

男性でも女性でも幼稚園の先生は苦労の多い大変なお仕事ですが、男性ならではの苦労ってあるのでしょうか?

やっぱり、女の子との接し方に気を使うケースが多いようですよ。また、女性だらけの職場で人間関係に苦労したり、肩身が狭いという話しもよく聞きます。それに、大人の男の人が苦手な子供たちもいるので、慣れるまでちょっと寂しい、なんていう先生もいるようです。

子供は環境に順応するので、いったん仲良くなってしまえば大丈夫なんですけどね。幼稚園の先生には手先の器用さが求められます。

工作を作ったり、ピアノなどの楽器を弾いたりしなくてはいけません。

行事のときには教室の飾りつけをすることもあります。そういうことが苦手な人には大変です。

男性でも一生続けられる仕事なの?

絵具でお絵かきする子ども

男性の幼稚園教諭が増えてきたとはいっても、まだまだ少数派です。

幼稚園教諭になる男性が少ない理由は、幼稚園の先生は給料が低い、という印象があるからです。初任給だけを見ると、短大卒で18万円くらい、一般企業とそれほど変わりはありませんね。

でも昇給があまりないので、平均給料は年間で330万円。

トータルで見ると、一般企業より低いです。将来、家族を養えないんじゃないか、と心配になる男性も多いでしょう。

そこで、1種免許状を取得して将来は園長先生を目指すとか、ボーナス・昇給がある公立幼稚園に就職する、あるいは、保育士資格を合わせて取るなどの方法をとって将来に備えている先生方もいますよ。