幼稚園は毎月、何らかの行事が行われます。
幼稚園で行われる一年の行事をみてみましょう。
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4月~7月、幼稚園の行事
4月は幼稚園のスタートの年。入園式が行われ子どもたちの新生活が始まります。
幼稚園に入園してきた子どものなかには、お母さんと離れ離れになるのが不安で、寂しくて、泣きっぱなしの子どももいます。
このような子どもを見守りながらみんなが楽しく、安全に過ごせるよう配慮するのが幼稚園教諭の仕事です。
5月になると、こどもの日のお祝いの行事を行います。
園庭に大きな鯉のぼりを飾ったり、子どもたちで鯉のぼりを作ったりします。
また気候がいいので、遠足が行われる幼稚園もたくさんあります。
6月は衣替えのシーズンです。この時期に歯の検診や、内科検診を行う幼稚園が多いですね。
またプール開きが行われるのもこの時期です。
暑い夏をプールで水遊びしながら、涼しく過ごします。
7月は七夕の行事が行われます。
笹に飾り付けをしたり、短冊にお願いごとを書いたりして祝います。
この時期にお泊り保育を行って、キャンプファイヤーや花火大会を楽しむ幼稚園もあります。
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9月~12月、幼稚園の行事
9月の行事は参観日や展示会、発表会が行われる幼稚園もあります。
10月は運動会が行われます。芋掘りや栗拾いに出掛けて、秋の味覚を楽しむ幼稚園も少なくありません。
11月は子どもたちが作った作品を展示する、作品展が行われます。
12月は、子どもたちが大好きなクリスマス大会が行われます。
男性の幼稚園教諭などがサンタクロースに扮して、子どもたちにプレゼントを配ります。
12月または1月に、餅つき大会を行う幼稚園もたくさんあります。
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1月~3月、幼稚園の行事
1月は凧揚げ、寒い地域ではそりなどの雪遊び、寒中マラソン大会などが行われます。
2月は、節分の豆まき大会が行われます。子どもたちは鬼のお面を作成し、お面をつけて豆まきを楽しみます。
3月は別れの季節です。
年長さんが卒業していきます。卒園式は幼稚園教諭にとって、最も感慨が深い行事です。
入園当時はあんなに小さかったのに、しっかりと育って卒園していく姿をみて、ほとんどの先生が感激の涙を流します。
幼稚園は年中行事を大切にしながら、子どもたちの教育を行いうので、毎月何らかの行事が実施されるのが特徴です。
ご紹介した年中行事以外にも、毎月お誕生日会が開かれますし、合唱会や演劇の発表会、休職参観、保育参観、避難訓練、お年寄りや高校生など、ほかの世代の人たちとの交流などが行われることもあります。
こうしてさまざまな行事を通じて、子どもたちは経験を積みながら、すくすくと成長していくのです。