「幼稚園教諭は免許更新しなくちゃいけないの?」
そんなんです。免許更新する必要があります。
子供の時の夢は幼稚園の先生、という人は多いですね。
幼稚園教諭は、今も昔も変わらず人気のある職業の一つです。
でも、せっかく憧れの幼稚園の先生になったのに「体を壊して転職した」「夫の転勤について行くために辞めた」「妊娠や出産を機に退職した」という人も少なくないようです。
では幼稚園教諭に復帰したい、と思ったらどうすればよいのでしょうか。免許更新の時期と方法についてご紹介します。
幼稚園教諭免許を更新しなければならないのはなぜ?
幼稚園教諭免許は更新が必要です。
なぜかというと、幼稚園の管轄は文部科学省、つまり、幼稚園は「学校」というジャンルにあてはまるからです。
先生たちには子供たちを教育するために常に知識向上が求められます。
それで、平成21年から免許更新制度が導入されて、幼稚園教諭は定期的に、必要な知識や技術を習得するように義務付けられているんです。
小・中・高の先生に10年ごとの免許更新が必要とされるように、幼稚園の先生も免許状に10年間の有効期限があるので、定期的に免許を更新する必要があります。
免許更新のための講習を受けよう!
まずは、修了確認期限、更新講習修了確認期限を確認しましょう。
修了確認期限が2年以内になると、講習が受けられるようになります。講習を受けられる場所、日時は文部科学省のHPに開講情報が掲載されているので確認してください。
開講のパターンは大学によって違いますが、30時間以上の受講が義務付けられています。
ちなみに、講習は自分が卒業した大学でなくても受けられますし、通信教育でも受講できますよ。受講が終了すると履修が認められ、更新講習修了(履修)認定書という書類が届きます。
更新講習修了確認申請をしよう!
免許管理者へ修了確認の「更新講習修了確認申請」を行いましょう。
この申請を怠ると、講習を受けても、取得した幼稚園教諭の免許が失効してしまいます。
この際、申請書を提出する手続きは、都道府県教育委員会によって違います。
直接、自分の勤める都道府県の教育委員会、または現在は職に就いていない人は住んでいる地域の都道府県教育委員会に問い合わせましょう。
文部科学省のHPに、申請先一覧が掲載されていますので、そちらを参考にして下さいね。
すべての手続きが完了したら「修了確認証明書」が取得できます。
講習には時間がかかりますし、忙しいと、つい後回しにしたくなるかもしれませんが、幼稚園に勤務するためには、どうしても必要な手続きなので、忘れずに更新するようにしましょうね。